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【メリット】ドラレコの取り付け位置に運転席側はありか?【デメリット】

ドラレコ(ドライブレコーダー)の取り付け位置は運転席側がいいのか、それとも違う場所がいいのか悩むという方もいるのではないでしょうか。

ドラレコの取り付け位置を運転席側にするメリットは、たしかにたくさんありますが、デメリットもゼロではありません。

ただし、ドラレコのサブスクなどで操作性が重要な場合は、運転席側への取り付けがおすすめです。

この記事では、ドラレコを運転席に取り付けるメリット・デメリットについて、愛車で日本半周した筆者が紹介します。

ドラレコの取り付け位置を運転席側にするメリット

ドラレコの取り付け位置を運転席側にするメリット

ドラレコの取り付け位置を運転席側にするメリットは、以下の3つです。

  • 運転者と近い視点で録画できる
  • ドラレコの操作がしやすい
  • 運転支援システムに影響を与えにくい

詳しく見ていきましょう。

メリット①:運転者と近い視点

1つ目は「運転者と近い視点で録画できる」ことです。

そもそも、車の前側にドラレコの取り付けるときは、以下の3か所のどれかです。

  • バックミラー付近
  • 運転席側
  • 助手席側

中でも、カー用品店などで取り付けてもらうときに、特にこちらから指定しなければ「バックミラー付近」に取り付けられます。

しかし、運転席の目線とは異なるため、事故状況を正確に伝えられない可能性もゼロではありません。

例えば、信号無視の車にぶつけられたとき

ドラレコでは1秒も逃さず映っていたが、運転手から見ると死角だった

といったことがあります。

運転席側にしておくことで、ドラレコの映像とあなたの証言が異なることで泣き寝入り。

なんてことは防げますね。

メリット②:操作性

次に「操作のしやすさ」です。

なぜならバックミラーだと、とっさに操作することが難しいから。

ぼくもかつてドラレコをバックミラー付近に取り付けていましたが、操作するときは手を伸ばさないと届きませんでした。

とはいえ、実際にドラレコを操作する必要がある場面といえば、事故やトラブルといった、すぐに操作できることが求められるもの。

手を伸ばさないと届かないほど遠い位置だと、いざというときに困るかもしれません。

軽く当たる程度なら、イベント録画機能の対象にならないこともありますからね(経験談)。

▼衝撃検知機能については、以下の記事で解説しています。

関連記事:ドライブレコーダー(ドラレコ)のイベント録画とは?メリット・デメリットも解説!

メリット③:運転支援システムへの影響

運転支援システムと干渉しずらいのが、ドラレコの取り付け位置を運転席側にする意外なメリットです。

例えば、スバル車に搭載されている「アイサイト」は、車両の前方中央にあるカメラで車間距離や前の車の速度を計測します。

アイサイト
アイサイト

引用元:カーセンサー 第114回 スバル レガシィ アイサイト【見つけたら即買い!?】

しかし、ドラレコをアイサイト付近に付けてしまいますと、アイサイトのカメラにドラレコが入ってしまい、正確な距離や障害物を検知できなくなるかもしれません。

運転支援システムが搭載されている車では、センサーの位置を確認しておきましょう。

もし車両の前方中央や助手席に、運転支援システムのセンサーがあった場合は、運転席側にドラレコを取り付けることで影響を受けにくくなります。

ドラレコの取り付け位置を運転席側にするデメリット

ドラレコの取り付け位置を運転席側にするデメリット

一方でドラレコの取り付け位置を運転席側にするデメリットも2つあります。

  • 運転中の視界が狭くなる
  • 取り付け位置によっては違反になることもある

詳しく見ていきましょう。

デメリット①:視界が狭くなる

まずは「視界が狭くなる」ことです。

運転席側にドラレコを置くことで、どうしてもドラレコが運転中に視界に入ってしまいます。

運転席側といっても視線の上に取り付けられているので、運転に支障はほぼないでしょう。

ただし、「視界にドラレコが入ることで気が散る」という人も(ぼくもそのうちの1人)。

運転席側に取り付けるときは、運転に支障がないかどうかをあらかじめ確認しましょう。

デメリット②:違反の危険性もある

意外かもしれませんが、運転席側にドラレコを取り付けることで、違反となってしまうこともあります。

ドラレコの取り付け位置は、以下のように定められています。

  • フロントガラス全面の上部20%以内
  • バックミラーの裏側

つまり、取り付け位置が低すぎると違反です。

ディーラーや整備工場で取り付けてもらう分には問題はないですが、自分で取り付ける人は注意しましょう。

まとめ:ドラレコの取り付け位置は、運転席側もあり

まとめ:ドラレコの取り付け位置は、運転席側もあり

本記事では、ドラレコの取り付け位置を運転席側にするメリット・デメリットを紹介しました。

取り付け位置さえ注意しておけば、運転席側にドライブレコーダーを取り付けるのはありな選択肢です。

特に、ドラレコのサブスクのような「通信機能がついている機種」の場合は、事故やトラブルの時にオペレーターと連絡を取る必要があります。

通信機能付きのドラレコを取り付ける予定の人は、ぜひ運転席側にすることをおすすめします。

本記事がドラレコの取り付け位置に迷っている方の、参考になれば幸いです。

▼そもそも「ドラレコのサブスクって何?」と思ったあなたへ

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