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涙目インプレッサ(GDB)の維持費は?元オーナーが紹介

涙目インプレッサ(GDB)に乗りたい人にとって、気になるのは維持費ですよね。

ぼくは学生時代から涙目インプレッサにあこがれ、2020年12月まで涙目インプレッサのオーナーでしたが……。

結論から言いますと、涙目インプレッサ(GDB)は歴代インプレッサの中でも、人気・維持費ともに高いです。

本記事では、実際に涙目インプレッサを維持していたぼくが、涙目インプレッサの維持費を紹介します。

涙目インプレッサ(GDB)の維持費

涙目インプレッサ(GDB)の維持費

早速ですが、涙目インプレッサの維持費を以下の3つの項目に分けて紹介します。

  • 燃費
  • 自動車保険
  • 消耗品

項目①:燃費

まずは「燃費」ですが、昨今の車と比べるとあまりよくないです。

カタログ値は10.4km/Lですが、実際所有したぼくの経験からすると、10km/Lを超えたらかなりいい方

高速道路ではもちろん10km/Lを超えますが、一般道路では8.5km/L前後をうろちょろしていました。

ただし、渋滞にはまると7km/Lまで落ちることもあります。

(現行スイフトスポーツは15km/Lですので、いかに燃費が悪いかわかります。てかスイフトスポーツすごすぎw)

燃費を気にする車ではありませんが、燃費の悪さは予想以上ということを覚悟しておきましょう。

項目②:保険

次に「自動車保険」です。

涙目インプレッサの自動車保険は、正直とても高いです。

なぜ、涙目インプレッサの保険が高いかといいますと、

  • 事故が多い
  • 盗難被害が多い

の2つです。

スポーツカーでパワーもある涙目インプレッサは、慣れないうちから無茶な運転をして事故を起こしてしまう人が、悲しいかな多いです。

また、涙目インプレッサは海外での人気もすさまじく、盗難防止対策を十分に行っていないと窃盗団の標的になります。

スポーツカーは全体的に保険が高いと言われていますが、事故率や盗難率の高さから涙目インプレッサは特に高い方です。

車両保険なしで、8等級ゴールド免許でも4000円以上かかりました(;^ω^)

余談ですが、自賠責保険という強制加入保険が、車検ごとに27840円かかります(自賠責保険は一律)。

▼自動車保険でつけておきたいオプションなどは、別ブログで詳しく解説しています!

>> 自動車保険でいらない補償とは?必要な保障は?ドライブ好きが本音で紹介

項目③:消耗品

最後は「消耗品」です。

具体的には

  • エンジンオイル代
  • ミッションオイル代
  • デフオイル代
  • タイヤ交換

といったもの。

ぼくが涙目インプレッサに乗っていたころにかかった代金は、それぞれ以下の通り。

※走行距離は、年間6000kmとして計算

項目条件年間の費用(税込)
エンジンオイル・半年に1回
・オイルはモチュールを使用
22000円
ミッションオイル・車検(2年)ごとに交換
・スバル純正オイル
3500円
デフオイル・車検(2年)ごとに交換
・スバル純正オイル
2000円
タイヤ交換ミシュランパイロットスポーツ
(純正サイズ・17インチ)
・3年で交換
20000円

最低限の消耗品だけでも、年間5万近くかかります。

お高いお高い(´;ω;`)ウゥゥ

涙目インプレッサ(GDB)の維持費で税金が特にきつい

涙目インプレッサ(GDB)の維持費で税金が特にきつい

また、涙目インプレッサの維持費で地味にきついのが「税金」。

涙目インプレッサは排気量こそ2000cc以下ですが、初年度登録から13年以上経っている車として、15%多く支払わないといけません。

(個人的にこの制度早くなくしてほしいと思いますが)

そのため、毎年5月に45400円(税込)の支払いがあります。

また、車検ごとに34200円(税込)の重量税もかかるので注意しましょう。

涙目インプレッサ(GDB)の維持費は高いけど……

涙目インプレッサ(GDB)の維持費は高いけど……

本記事では、涙目インプレッサの維持費について解説しました。

たしかに涙目インプレッサ(GDB)の維持費は、かなり高いです。

しかし、もしあなたが昔から好きな車だとしたら、1度は乗っておくことをおすすめします!

なぜなら、「お金が溜まったら乗ろう」と考えていたとしても

5年後には、ライフスタイルが変わっている

10年後には、プレミア価格がついている

20年後には、そもそも状態のいい中古車が少ない

といったことが十分にあり得るから。

実際に初代インプレッサ(GC8)で状態のいいものは、600万近い額となっています。

新車価格は300万前後ですので倍の値段ですし、600万あればレクサスを新車で買うことだってできます。

よって、値段が上がって手が出なくなると、一生後悔することになります。

短期間でもいいので「所有した」という経験があると、十数年後に後悔しないのではないでしょうか。

ぼくは涙目インプレッサを手放してしまいましたが、所有できたことは誇りに思いますし、一生忘れないでしょう。

今は涙目インプレッサの中古車は幸い50台以上ありますので、気になった方は中古車検索してみてくださいね!

\涙目インプレッサの/

中古車を探す!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

▼涙目インプレッサのような「低年式の車」について解説しました。

関連記事:低年式の車とは?憧れるなら、長い目で見て後悔しない選択肢を。