※この記事にはプロモーションが含まれています。
車をいじる初心者におすすめの手順って、どんなのか気になりますよね。
実は、車をいじる初心者が少しずつかっこよく仕上げるには、ある程度法則があります。
ぼく自身が車好きで、SNSやオフ会を通じて多くの車種を見てきましたが、カッコいいと感じ注目される車には共通点がありました。
とはいえ、一気に仕上げるのはお金がかかるので非現実的ですし、仕上げる過程でも『映える』車を作りたい人が多いはず。
そこで本記事では、カッコいい車を少しずつ作りたい人に向けて、車をいじるおすすめの手順を解説します。
※あくまで個人の主観ですので、参考程度にとどめておいてもらえると嬉しいです。
車をいじる初心者におすすめの手順
車をいじる初心者におすすめの手順は、以下の3つです。
- ホイール
- マフラー
- 好きな部品
詳しく解説しますね。
手順①:ホイール
まずは「ホイール」です。
人間でも「オシャレは足元から」というように、クルマも「オシャレは足元から」。
ホイールを変えただけで印象が変わり、かなり締まった印象になります。
一方で、ゴテゴテのエアロやにぎやかなマフラーがついているのに、ホイールがノーマルだと残念な印象を与えることが多いです。
(欲しいホイールの納期待ちなど、特殊な事情があれば別)
特に最近の車だと、なぜかアンバランスに。
おそらく全体のデザインの問題だと思いますが……。
いきなり高い買い物にはなりますが、ホイールは最優先で考えましょう。
手順②:マフラー
次に「マフラー」です。
マフラーを交換することで
- クルマの見た目を変える
- 排気音が変わってドライブが楽しくなる
という2つのメリットがあります。
ただし、マフラーをいわゆる「違法マフラー」にしてしまいますと、
ディーラーに入れなかったり、車検に通らなかったりすることもあります。
日ごろから車をいじる方なら問題ないですが、そうでない人(特に初心者)は「車検適合品」を買うようにしましょう。
また、排気側の抜けをよくしたのに、吸気がそのままだとアンバランスになります。
燃費が悪くなりますし、最悪ですと不具合が起きてしまうことも。
マフラーを変えるときは、吸気も同時に変更することをおすすめします。
手順③:好きな部品
ホイールとマフラーを変えたら、あとは好きな場所をいじればOK。
エアロをつけていかつくするもよし。
エンジン回りやブレーキを変えて、速く走れるようにするもよし。
ネオンやシート、ステアリングを変えて「〇イスピ」っぽくするのもよし。
自分に合った順番や、足りない部分を補うパーツを取り付けていきましょう。
おまけ:車高を落としたい人へ
車をいじるなら車高を落としたい!
こんな人も多いはず。
車高をどこで下げるかですが、実は人によって考え方が異なります。
そのため、「おまけ」とさせていただきました。
具体的には
- ホイールを変えると同時に車高調(もしくはダウンサス)
- 純正ホイールで先に車高調を入れる(もしくはダウンサス)
の2つです(以下、書き方を「車高調」に統一)。
①のメリットは、なんといっても「工賃」を抑えられること。
具体的には、以下のようにホイールの取り付けと取り外しの工賃が1回分カットされます。
- ①の場合:ホイール取り外し→車高調取り付け→ホイール交換兼取り付け
- ②の場合:ホイール取り外し→ホイール交換→ホイール取り外し→車高調取り付け→ホイール取り付け
TwitterなどのSNSで
ホイール交換と同時に車高を下げましょう
とよく言われるのはこのため。
実は、ぼくも将来下げるときは、①でいこうかと思っていましたが……。
「車高調の慣らしとホイールの慣らしを同時に行うのが難しい」という意見を先日聞いて、とても納得しました。
そのため、慣らしを別々に行える、②の方法も紹介します。
純正ホイールの状態で車高を下げて慣らし
→ホイール交換後にホイール&タイヤの慣らし
この手順だと、変なクセがついたり不具合が起きたりしにくいです。
そのため、安全志向で行きたい人は②がおすすめ。
ただし、
- 工賃が①より上がる
- 純正ホイールで車高を下げると、見た目がイマイチなこともある
というデメリットもありますので、自分が重視するものに合わせて選びましょう。
また、どちらの方法でも車高を落とすうえで、3つの注意点があります。
- 安い車高調だと、かえって性能が落ちることもある
- 車高を落とすとタイヤが内側に入るので、ツライチにするにはホイールを少し大きめに
- 「違法改造」にならないように注意
特に、以下のような「違法改造」に当てはまらないかどうかは、忘れないようにしましょう。
- 最低地上高(地面から9cm)
- タイヤ、ホイールのはみだし(タイヤは10mm、ホイールは0mm)
- フォグランプの高さ違反(250~800mm以内)
意外なところが「違法改造」になっていると感じた人も多いはず。
- マフラー交換後、最低地上高違反
- ホイールは1mmでもはみ出てたら違反(スポークの出っ張り含む)
- フォグランプを使わなくても、点灯できるなら高さ違反
ぼくのように「全部合法」でドレスアップしたい人は、国土交通省のホームページで違法改造の項目を細かく確認しておくことをおすすめします。
▼ツライチについて詳しく解説しました。
関連記事:ツライチはダサい?車をドレスアップするなら覚えておきたい基本を解説
車をいじる初心者が陥りがちなNG手順
一方で、車をいじる初心者が陥りがちなNG手順もあります。
それは「先にワンポイントばかりつけてしまう」ということです。
よくありがちなのは、以下のもの。
- モール類
- GTウイング(純正品を除く)
- ネオン管・ランプ類
- 不必要な剛性部品
- シール(痛車を除く)
ワンポイントは1つ1つは安いことが多く、手っ取り早く周囲と差をつけやすいです。
ただ、「ちりも積もれば山となる」というように、
細かいいじり方の合計金額が、新品ホイールと同じくらい
という人もチラホラ。
特に、シールだけ大量に貼り
「他人と違うぜ!(ドヤッ」
というのは『CARTUNE仕様』と批判されがち。
(純正仕様の痛車でトータルバランスのいい車は、個人的にありだと思います)
▼「CARTUNE仕様」の例
少しずつかっこよく仕上げていきたい!という人は、ワンポイントに使う前に「大まかな目標を決めつつ、ホイール資金を貯める」ことを心がけましょう。
まとめ:車をいじる初心者ほど、大まかな設計から始めよう
本記事では、車をいじる初心者におすすめの手順を紹介しました。
車の世界は本当に奥深く、カッコいいは千差万別。
ただし、失敗したくないという人は、この記事で紹介した手順で始めましょう。
最後にもう1つ。
カッコいい車を仕上げるには「全体のイメージ」が重要です。
家を建てる時でも、どんな外装でどんな部屋を設けるのかを最初に決めますよね。
最初から、トイレの照明をLEDにするか豆電球にするかで何時間も悩むことはないでしょう。
車も同じで、以下のように「大まかな目標」を決めましょう。
- スポーティーに仕上げるのか
- スタンス系に寄せていくのか
- サーキットで走れる車を作るのか
大まかな目標がブレた車の8割は、お世辞にもカッコいいとは言えません。
せっかく、部品にお金をつぎ込んだのに悲しいですよね。
純正を楽しみながら「どんなふうに仕上げたいのか」を妄想しまくりましょう←
もちろん、定期的なオイル交換やゴム類の交換などのメンテナンスは、忘れないようにしてくださいね!
カッコよく仕上げても、状態が悪ければ元も子もありませんから。
本記事が、車をいじる初心者にとって、参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
▼ハイグリップタイヤではなく、スポーツタイヤを履かせたいという人へ!
関連記事:【2021年版!】スポーツタイヤで街乗りにも使える、おすすめのタイヤ3選