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FD2シビックが値上がり?理由と確認すべきポイントを、元オーナーが解説

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2020年後半から、FD2型のシビックが値上がりしています。

ぼくは最初に買ったマイカーがFD2シビックですが、本当に素晴らしい車で、高いと言われるのも納得です。

他の4ドアのスポーツカーと比べると年式が比較的新しかったり(2007年~2010年)、海外での人気が高かったりするのも人気の背景にはありますが、他にも理由があります。

本記事では、元オーナーの目線から、FD2シビック中古車価格が高い理由と、見ておきたいポイントを解説します。

FD2が値上がりした理由

FD2が値上がりした理由

元オーナーという目線で見ますと、FD2シビックが値上がり中の理由は

  • スポーツ走行が楽しめる
  • 車内が広く、実用性がある
  • 維持費が比較的安い

の3つではないでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

理由①:NAのVTECエンジンが搭載されており、なおかつ速い

なんといっても、FD2シビックが人気な理由はホンダ特有の「VTECエンジン」を積んでいるから。

現行のシビックもVTECエンジンを積んでいますが、NAではなくターボとなりました。

しかし「VTECはNAが好き」という人は、令和になっても多いです。

背景としては、某漫画でも有名なEK9シビック(ハッチバック)やDC2インテグラがホンダのイメージということもあるでしょう。

事実、EK9シビックやDC2インテグラで低走行な中古車だと、新型シビックタイプRに近い相場まで高騰しています。

そんなEK9シビックやDC2インテグラと比較して年式が新しく、中古車の台数も多いのがFD2型シビック。

まさしく「VTEC、魅力やね」

また、FD2シビックは車重が軽いのにパワーがあるといった性能の高さから、サーキット走行でもかなり速いと言われています。

魅力②:車内は広々としており、実用性がある

速いFD2シビックですが、実は室内は広いです。

同じセダンなのに、FD2シビックの後に乗っていたGDインプレッサより広い印象を持ちました(どちらも3ナンバー)。

なぜかFD2シビックは4人乗りですが、4人乗っても快適に旅行に行けるほどの広さです。
乗り心地は別として……(笑)

事実、FD2シビックのオフ会に行ったときに若者はもちろん、家族連れのお父さんお母さんもたくさんおり、ファミリーカーとしても使えることが証明されています。

魅力③:維持費が比較的安い

FD2シビックは意外と、維持費がスポーツ系の車種でも安い方です。

タイヤサイズこそ18インチですが、燃費は待ちノリだと10km/Lを超えますし、保険料もプリウスと同じ等級でした。

また、部品やチューニングパーツが充実しているので、買って壊れたから乗れないといったことは少ないです。

部品代より、プレミア価格による販売金額の上がり方のほうが鬼畜ですね(笑)

FD2が値上がりしても中古車屋で確認したいポイント

FD2が値上がりしても中古車屋で確認したいポイント

次に、FD2シビックが値上がりしたとしても、確認しておきたいポイントを3つ紹介します。

  • サスペンションのへたり
  • クラッチ
  • サビ
  • (修復歴ありの場合)修復した場所

ポイント①:サスペンションのへたり

1つ目は「サスペンションのへたり」です。

スポーツカーは全体的に足回りが硬いですが、FD2シビックは最上級レベルで硬いです。

そのため、ハードな走行を繰り返すなど、以前のオーナーの使い方次第ではサスペンションが劣化しているかもしれません。

見方としては「車高調が入っていないのに、車高が低くないか」

車の見た目って、意外と状態がわかったりするので、中古車選びの第6感は信じたほうがいいです(`・ω・´)

ポイント②:クラッチ

2つ目は「クラッチ」です。

走行距離が6万~12万キロの中古車を考えている人は、あてはまる可能性があります。

  • クラッチは滑っていないか
  • 半クラッチの位置が異様に高くないか
  • シフト操作をして、しっかりギアが入る

といったことを確認しておきましょう。

というのも、ぼくがクラッチで痛い目を見たからです。

走行距離が8万キロでしたが、納車して間もなくクラッチが滑っていることがわかり、数カ月でクラッチを交換することに。

クラッチは消耗品とはいえ、交換は10万以上はかかるので、予算を残しておくか、クラッチがしっかりつながる中古車を購入しないと、痛い目を見ます(切実)

可能であれば、買いに行ったときに試乗をお願いしましょう。

ポイント③:サビ

3つ目が「サビ」です。

中古車を見るときには、外装や内装など「目に見える部分」に目がいきがちですが、1番重要なのは『下回りのサビ』です。

なぜなら、サビで部品が傷むことで金属部品の不良で車検に引っかかるだけでなく、走行中に部品が落下するといった危険性もあるから。

雪国に住んでいたぼくの友人も、マフラーに穴が開いてしまい交換せざるを得なくなりました。

  • 前オーナーが雪国に住んでいた
  • 前オーナーが海辺の近くに住んでいた
  • 見える部分の整備が行き届いていない

こんな個体であれば、下回りのサビもしっかり見ておきましょう。

中古車屋で下回りをまじまじと見ることに抵抗があるかもしれませんが、高い買い物だからこそ納得いくまで見ることをおすすめします( ˘ω˘ )

おまけ:(修復歴ありの場合)ぶつけられた箇所

FD2シビックに限らず、予算の都合上で修復歴のある中古車の購入を考えている場合は、ぶつけられた箇所の確認をしておきましょう。

特にFD2シビックは駆動方式がFF(エンジンと駆動輪が両方前にある車)なので、前方の事故で修復歴があった場合は、エンジンや駆動部品に影響があるかもしれません。

しかし、後続車にぶつけられたなど、リアのみの修復の修復歴ありなど「お買い得な車」な可能性もあります。

FD2が値上がりしても現車を確認しておこう

FD2が値上がりしても現車を確認をしておきたい

本記事ではFD2シビックの魅力と中古車の確認ポイントについて解説しました。

FD2シビックの中古車が高い理由が、納得できたのではないでしょうか。

また、FD2シビックの中古車を買うときは、不具合や第6感を確かめるためにも「現車確認」をおすすめします。

以下のボタンからFD2シビックの中古車を検索できますので、よかったら覗いてみてくださいね!

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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