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ドライブレコーダーはずっと録画してるけど大丈夫?事故の瞬間の録画について解説

ドライブレコーダーは起動している間ずっと録画していますが、

肝心の事故の時に、録画された映像が残っていない!ということはないのか?

と心配になる方もいるのではないでしょうか?

結論から言うと、「事故にあった瞬間の映像は別ファイルに保存される」場合が大半なので上書きされることはありません。

しかし、衝撃が検知されなかった場合など、一部のケースで正しく保存されないこともあります。

本記事では、ドライブレコーダーはずっと録画してるけど大丈夫なのか?について解説します。

ドライブレコーダーはずっと録画してるけど大丈夫?

結論から言いますと、ずっと録画されていても大丈夫です。

なぜかといいますと、ドライブレコーダーで録画された映像は、SDカードの空き容量がなくなったときには上書き保存されるためです。

つまり、古い映像から順番に削除されてしまいます。

よく車に乗られる方はもちろん、駐車監視機能(駐車中もドラレコが作動して、当て逃げがないか監視する機能)のついた機種を使っている人も、すぐにデータが上書きされてしまいます。

となると

事故にあった瞬間の記録まで消えてしまうのではないか……。

と不安になりますよね。

次の章で、事故にあった瞬間の記録について解説します。

ドライブレコーダーがずっと録画してて、事故の瞬間映像は残る?

ずっと録画しているドライブレコーダーでも、事故の瞬間は記録されることが多いです。

なぜなら、事故の瞬間は衝撃を検知するとピッとなる「イベント録画機能」で記録されていることに加え、

イベント録画機能が作動しているときは、通常の録画と別ファイルに保存されるため。

また、ドライブレコーダーの映像は何時間も一気に録画されるのではなく、1分おきにパラパラ漫画のようにコマ切れとなっています。

そのため、イベント録画が記録されたからといって、SDカードの何割も占領してしまうということはありません。

ただし、以下の2つのどちらにも当てはまっていなければ、事故の瞬間映像も上書きされてしまうかもしれません。

  • イベント録画が作動している
  • 手動で「録画ボタン」を押している

つまり

  • イベント録画機能がそもそもない
  • イベント録画機能がついていても、イベントが検知されていない

といったときは、事故の瞬間が録画されていないことがあります。

例えば「駐車場で通行人のカバンが当たって傷が入った」という当て逃げは衝撃が小さいため、

ドラレコのイベント録画機能が作動していないかもしれません。

イベント録画機能が作動していないほどの軽い事故で、ずっと録画してて心配な時はどうすればよいのでしょうか。

ドライブレコーダーがずっと録画してて心配な時は

軽い衝撃の事故やあおり運転の被害にあったときなど、イベント録画機能が作動していないけど映像を残しておきたいときは、以下の手順で上書きしないようにしておきましょう。

  1. ドライブレコーダーの電源を切る
  2. ドライブレコーダーからSDカードを抜く

ドライブレコーダーの電源は、車のバッテリーと連動していることが多いため、エンジンがかかっている間は機種を問わず作動します。

そのため、ドライブレコーダー自体の電源を切ってしまう必要があります。

ほとんどのドライブレコーダーは本体の上側に電源コードが刺さっていることが多いので、引っこ抜いておきましょう。

このとき手順を逆にしてしまいますと、パソコンの電源がついているときにUSBメモリを引っこ抜いたようにデータが破損してしまうことがあります。

念には念をで、先にドライブレコーダーの電源を切っておきましょう。

また、ドライブレコーダーに入れたSDカードの容量が小さいものだと、短時間で上書きされてしまいます。

特に駐車監視機能がついているドライブレコーダーは、走行中以外も常にカメラが作動している状態ですので、容量の大きいSDカードを買っておくと安心です。

ドライブレコーダーを購入した際についているSDカードは8GBなことが多いですが、上書きされるまでの録画時間が1時間半ほどです。

それ以上録画しておきたい!という方は16GB以上のSDカードを買うことをおすすめします。

▼事故に気づいてドラレコを止めた結果、相手を特定できた経験談です(別ブログに飛びます)

関連記事:当て逃げはドラレコがあっても捕まらないのはダウト!経験談を交えて紹介

ドライブレコーダーはずっと録画してる分、安心感もある

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本記事では、ドライブレコーダーがずっと録画しているけど大丈夫なのかどうかについて解説しました。

ドライブレコーダーはいざ事故に巻き込まれたときに作動できるように、エンジンがかかっているときは常に録画しています。

一方でイベント録画が作動しなかったり、SDカードの容量が小さかったりすると、事故やあおり運転の映像まで上書きされてしまうかもしれません。

上書きされてほしくない場面にあったときは、ドライブレコーダーの電源を切ったあと、SDカードを抜いておきましょう。

本記事がドライブレコーダーを検討している人の安心材料になれば幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

▼ドライブレコーダーのイベント録画については、以下の記事で詳しく解説しています。

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