マーチニスモS

マーチニスモSとスイフトスポーツを徹底比較してみたl価格・維持費・乗り心地

マーチとスイフトで比較されている方は多いです。

標準版ももちろんですが、スポーツモデルの「マーチニスモS」「スイフトスポーツ」も比較して検討している方もいるのではないでしょうか。

ぼくも、マーチニスモSとスイフトスポーツで悩みに悩んだ結果、マーチニスモSにしました。

本記事では、マーチニスモとスイフトスポーツを徹底比較しますので、参考になれば幸いです。

マーチとスイフトの比較①:本体価格

まずはマーチとスイフトで本体価格を比較しました。

2020年12月に、ディーラーで新車の見積もりをとった結果が以下の通りです。

  • マーチニスモS…191万円(税込)
  • スイフトスポーツ…204万円(税込)

※どちらも、白色で本体価格のみ

スイフトスポーツの方が13万円高いという結果ですが、年式やスペックを考えると妥当でしょう。

逆にスイフトスポーツで値引き交渉を考えている方は、マーチニスモSを引き合いにするのもありです。

中古市場も同じくらいの価格差ですが、販売台数が多い分スイフトスポーツの方が中古車の数は多いです。

マーチとスイフトの比較②:快適さ

次にマーチニスモSとスイフトスポーツの「快適さ」です。

快適さについては5項目を5段階評価をし、表にまとめました。

※5が良い、1が悪いという基準です。

項目マーチニスモSスイフトスポーツ
乗り心地★★★★★★★★
ミッション操作★★★★★★
シートの座り心地★★★★★★★★
積載性★★★★★★★★
吸排気音の良さ★★★★★★★★
平均3.64

快適さに関しては、スイフトスポーツの方が高いという結果になりました。

両車で差があった項目について、解説していきます。

乗り心地

乗り心地はマーチニスモSの方がよかったです。

スイフトスポーツで気になったのは「アイドリング時の振動」

1人で乗る分にはいいかもしれませんが、誰かを乗せてドライブに行くときとかは、酔う人もいるんじゃないかなと感じました。

(ぼくも試乗で少し酔いましたw)

一般道しか走っていませんが、サスペンションの硬さや突き上げ具合は大差ない印象です。

ミッション操作

ミッション操作は、スイフトスポーツの方が上でした。

スイフトスポーツはショートストロークといい、ミッションを動かす長さが少ないので、素早いシフトチェンジを楽しめます。

対してマーチニスモSはロングストロークで、違和感を感じていました。

ただし、ぼくはショートストロークの車を乗り継いできているのが違和感の主な原因だと後ほど発覚。

そのため、初めてマニュアル車に乗る人は、そこまで違和感を感じないと思います。

吸排気音

吸排気音も、スイフトスポーツの方が上でした。

高回転はマーチニスモSもスイスポスポーツもいい音なのですが、低回転に大きな違いがあります。

ターボ有無の違いからか、スイフトスポーツの方が低回転からいい音が出るので、街乗りでも音を楽しめるのは「スイフトスポーツです。

反面、ワインディングロードや高速道路で非日常的な音を楽しめるのが、マーチニスモSかもしれません。

試乗が街中のみでしたので、真相は不明ですが……。

マーチとスイフトの比較③:見た目

見た目もクルマ選びの大切な要素なので比較しました。

見た目の判断基準としては「外装」「内装」「希少性」の3つです。

マーチニスモSとスイフトスポーツで比較した結果は、以下となりました。

※個人差はあります

マーチニスモSとスイフトスポーツの比較
  • 外装…マーチニスモSが上
  • 内装…スイフトスポーツが上
  • 希少性…マーチニスモSが上

結果は2VS1で、マーチニスモSの勝利。

気になった点をざっくりまとめると

  • マーチニスモS…メーターのモニターの安っぽさ
  • スイフトスポーツ…フロントのデザイン

といったところです。

見た目に関しては、本当に個々で意見が異なるので、参考程度にしてもらえたらと。

また、内装が安っぽいという意見もありましたが、低価格のコンパクトスポーツに内装の高級感を求めるのは厳しいのではないか、と感じた次第です。

マーチとスイフトの比較④:不満点

個人差はありますが、不満点での比較を行いました。

クルマいじりは資金面などから、ホイールとマフラーさえできれば、当面は十分かなと思っています。

そのため、今から5段階でアフターパーツの必要性について評価しますが、ホイールとマフラーはポイントを2倍にしています。

アフターパーツがいらないと感じているものほど、高得点です。

計算結果は、以下の通りになりました。

項目マーチニスモSスイフトスポーツ
ホイール(ダブルスコア)★★★★★★★
マフラー(ダブルスコア)★★★★★★★★
ステアリング★★★★★★★★
車高調★★★★★★★
シート★★★★★★★★
エアロ★★★★★★★
合計3228

4ポイント差でマーチニスモSが上回る結果に。

特に気になった項目について、詳しく解説します。

ホイール

まずは「ホイール」です。

クルマ好きの人はほとんど知っているであろう、RAYSさんのTE37を基準としました。

そもそもホイールサイズはマーチニスモSは16インチ、スイフトスポーツは17インチで異なり、ホイールサイズが大きいほど高いです。

そのうえで価格は

  • マーチニスモS…21万(税込)
  • スイフトスポーツ…25万(税込)

となり、マーチニスモの方が安いという結果に。

TE37は超高級ホイールですが、高級ホイールでなくても価格差はでてきます(;^ω^)

マフラー

次に「マフラー」です。

先ほど吸排気音に不満を感じると書きましたが、その点を考慮して評価しました。

イメージとしては

  • マーチニスモ…すぐにでも変えたい
  • スイフトスポーツ…飽きるまで変えなくてもいいや

という感じです。

ただし、この評価の後に友人から

「マフラー製造会社のモニターになれば、運よく無料になることもある」

という話が舞い込んできたので、問題解決となる可能性もあります。

車高調

さて、問題の車高調です。

車高に関しては賛否両論あるでしょうが、前の愛車であるインプレッサと同じように、スイフトスポーツの車高は高いなと感じました。

対して、マーチニスモSは純正車高でも気になりませんし、むしろちょうどいいくらいです(笑)

車高調も安いものから高いものまでありますが、安いの入れて走行トラブルになるのも嫌なので、入れるならそれなりにいいものを入れたい

そういう思いから、スイフトスポーツの評価を下げさせていただきました。

マーチとスイフトの比較⑤:維持費

以前に下の記事で紹介した「維持費」についてです。

関連記事:マーチニスモSと比較して、迷った車たちを紹介

維持費といえば、燃費のイメージが強いでしょう。

しかし、自動車税や自動車保険、オイルやタイヤにいたるまで、維持の計算基準は多岐にわたります。

本記事では6つの判断基準から、マーチニスモSとスイフトスポーツの維持費について5段階評価で比較しました。

項目マーチニスモSスイフトスポーツ
燃費★★★★★★★
自動車税★★★★★★★★
自動車保険★★★★★★★
オイル★★★★★★★★
タイヤ★★★★★★★
部品数★★★★★★★
平均43.3

維持費に関しますと、マーチニスモSがダントツなんですよね。

ここまで違ったのは、マーチニスモがターボのない車で、スイフトスポーツがターボのある車であることが大きいです。

具体的には……

  • ターボ車の方がエンジンオイルの交換が頻繁
  • ターボ車のほうが部品数が多いため、必然的に壊れやすい

といったことです。

また、タイヤもマーチニスモSの方が小さく安いため、タイヤもマーチニスモSをこう評価にしました。

ただし、マーチニスモSの修理は原則ASSY交換(1つ壊れたら、関連する部品ごと交換すること)なので、評価は1つ落として4にしています。

まとめ

本記事では、マーチニスモSとスイフトスポーツを徹底比較しました。

正直なことを言うと、維持費があればスイフトスポーツを選んでます。

だからこそ最後まで悩みましたし、詳しく比較検討できたのかなと思っています。

もし本記事を見てくださった方が、マーチニスモSとスイフトスポーツで悩んでいたら、1回現物を見ることをおすすめします。

ブログやSNSを見ても、個人の感覚の違いはありますからね。

新車の試乗はもちろん、「グーネット」のID車両一覧を使うと中古車を見る予約もできますので、活用してみてください(`・ω・´)

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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